タイの役場で先に入籍するための必要書類
さて次はタイの役場で入籍します。必要書類は以下の通りです。
【タイの役場に提出する書類】
日本人
1.パスポート
2.ワークパーミット(なくても可)
3.大使館発行の「独身証明書」と「結婚資格宣言書」
タイ人
1.IDカード
2.居住証明書
3.離婚証明書、改名証明書(あれば)
日本人がタイの役場に行くことはめったにないのですが、この時ばかりは署名をしなければならないので二人そろって行かなくてはなりません。
なおこの時 役人にタイ語で質問されるので、あなたがもしタイ語ができなければ通訳も同行する必要があります。
タイの役場で婚姻届けを提出する時の注意点
ここでタイの役場とはどんな所かお話ししましょう。
一言で言うと
昭和の役場です!
お役人様がいて、すべてはその人の裁量で決められので決して逆らってはいけません。ここで役場で困ることベスト3を挙げます。
タイの役場で入籍の時のトラブル
1.担当者がいない!
入籍の係はこの人と決まっている所があってその人が休みの時があります。事前に電話で確認しておきましょう。
2.担当者が手続きのやり方を理解していない。
準備した書類にダメ出しされることがあります。明らかにあっているにもかかわらずです!押し問答になるので時間の無駄です。
3.混んでいて待たされる。
仕方ないかもしれませんが、仕事のスピードに問題があるのは明らかなので忍耐力が試されます。
さてそんな困ったちゃんのタイの役場ですが、いいところもあります。
たとえば入籍には2名の証人がいるのですが、係の人がその辺の人に声をかけて証人になってくれるよう頼んでくれます。
頼まれた人も嫌な顔せず署名してくれます。この辺の緩さはタイの魅力ですね。
試練を乗り越えて無事入籍で来たら「結婚証明書」が発行されます。
周りを花柄で縁取ってあってなんとなく楽しくなるような書類です。
これは後々相手を日本へ呼んだり、会社への保険の申請などにも使うので複数枚もらいましょう。
タイで入籍する場合の姓の変更のタイミングはいつ?
よく聞かれるのが、結婚後の姓(苗字)の変更のタイミングです。
もしあなたが黙っていても入籍と同時に自動的に夫の姓に変更されると思っていたら大きな間違いです。
中村 豊さんと結婚したナンジャラコン ワニダさんは、そのまま中村 ワニダさんにはなりません。
もしそうしたければ入籍するときに改姓することをはっきり言わなければなりません。
そうすると改姓する旨の書類が発行されます。
それをお相手の本籍のある役場に持っていくと、IDカードや居住証明書の姓が変更されます。
タイの役場に行くときの注意点まとめ
1.書類は忘れ物がないように確認しましょう。
2.事前に担当者がいるかどうか確認しましょう。
3.タイ語ができないならば通訳を連れて行きましょう。
それからもしあなたが運悪く融通の利かない係官に当たってしまったらどうするか教えましょう。それは
すぐに違う役場に行くことです!
婚姻の入籍はどこの役場でもできます。ここではだめでも違うところでは通ったというのはよくあることです。あれこれやりあうよりよっぽど早道です。