日本先に入籍編

タイ人との国際結婚手続きの手順!日本国内で先に入籍するポイント

投稿日:2017年6月9日 更新日:

国際結婚手続き必要書類

タイ人と日本人で結婚をする場合の手順とスムーズに行うポイントは?

入籍と言っても日本で先にするかタイで先にするかでやり方が全然違います。

どちらを先にするかはあなたとお相手の状況によります。

今回は、タイ人と国際結婚をする手順とポイントについてお届けします!

タイ人との国際結婚手続きの手順と流れ

タイ人と日本人が婚姻手続きをする場合、当事者のお二人がどこに住んでいるかによって、手続きの流れが変わってきます。

タイ人と日本人の在住地のパターン

パターン1
日本人・・・日本在住
タイ人・・・タイ在住

パターン2
日本人・・・タイ在住
タイ人・・・タイ在住

パターン3
日本人・・・日本在住
タイ人・・・日本在住

この中で一番多いのがパターン1です。

あなたがタイに遊びに来たり出張に来たりして知り合って、そのうち何度も通うようになって結ばれるケースです。

まずこのパターン1をとりあげましょう。

国際結婚で日本人は日本在住、タイ人はタイ在住の場合

日本人は日本にタイ人はタイにそれぞれ住んでいる場合、日本で先に入籍するのが一般的です。

日本方式と言って自国の法律に基づくので他に奥さんでもいない限り問題ありません。

日本方式の場合、必要書類はタイ人の彼女に集めてもらうようになります。タイの書類が日本の法律に適合するかどうか役所で審査されます。

タイ人のお相手が書類を集める前に、あなたが入籍する日本の役場にどんな書類が必要か予め調べておく必要があります。ここに最初の落とし穴があります。

日本国内の役場だったらどこの役場でも同じだろうと思いますよね?しかし現実はなぜか役所によって必要書類が少しずつ違うのです。

よくネットで必要書類を調べていきなり役場へ持ち込む人がいますが、ここで振り出しに戻る人がいます。何をするにしても前調べと根回しは人生を生き抜くためには大切ですね。

国際結婚の手続きを日本国内で先にする場合!役場対応のコツ

日本国内の役場の対応で困ること

日本国内で先に入籍する場合、日本の役場の対応で困るのが、どんな書類が必要か窓口の人が良く分かっていないことがけっこうな割合であります。

市役所・区役所・町役場の中には、存在しない書類を要求してくるところもあります。

私は国際結婚手続きの経験が豊富にあるので、そんな時は逆に教えることができるのですが、初めての人はそのまま鵜呑みにして、ない書類をあちこち探しまわるというまるで輪廻の世界に陥ることになります。

これはもちろん役所に責任があるのですが、一概に責められません。

それほど大きくない役場では国際結婚そのものがまれで、その中でもタイ人嫁をもらうなんて係の人も初めてのケースのことも多いからです。

ごそごそと奥に仕舞ってあるファイルから事例かなんかを引っ張り出してきてあやふやながらも何とか説明します。

中国人あたりだと事例もたくさんあるのでしょうが、タイはまだまだマイナーです。

日本の役場の現状と、タイの役場の現状

話は飛びますが、最近日本の役場の対応がすこぶる良くなってきたと思います。

私はしばらくぶりに日本へ行って住所変更を役所でしたのですが、呼ばれるときに「お客さま」と言われました。

お客さま!?

一瞬誰のことか分かりませんでした。係の人がにこにこして自分を見ていた時は感激のあまり立ち尽くしてしまいました。

ちょっと昔は役人というと威張っていて、ろくに返事もしませんでした。お代官屋敷に年貢を納めに来た農民みたいな扱いを受けたものです。

それが「お客様」です。思わず収入印紙を1000円買ってしまうところでした。

いつから日本はこんな逆転現象がおきたのでしょう?橋本大阪知事が頑張ったからでしょうか?

さらにびっくりしたのがお昼休みも休まずに受け付けしてくれることです。そんなことから最近の私はあまり用事がなくても役所に来るようになりました。

なおあまり大きな声では言えませんが、タイの役場とタイ領事館は一昔前の役場です。

仕事は遅いし、お昼は休みます。ちょっとでも不満を言うとひどい扱いや意地悪をされます。

この前、代行業者に任せた方がいいと言ったのはこういった扱いを耐えなければならないこともあるからです。

タイ人との国際結婚手続きのポイント!ムリな必要書類とは?

対応は良くなっている日本の役場ですが、タイ人との国際結婚手続きに関してはまだまだ不慣れなことに変わりありません。

先ほど述べたように、日本国内の役場へ行って「必要書類はなんですか?」とヒアリングすると、この世に存在しないムリな書類を要求してくることもよくあります。

日本の役場の「必要書類」の中でムリな書類

さて、以下が日本の役所が要求する無理な書類ベストスリーです。

【ムリな「必要書類」ベスト3】

1.婚姻用件具備証明書

2.国籍証明書

3.パスポート本物

これらのひとつでも言われたら

「おめえに食わせるタンメンは、ねー!」

じゃなくて

「そんな書類は、ねー」

と言いましょう。ここで言わなければ負けです。

ムリな書類ベスト3を解説します。

1.婚姻用件具備証明書

婚姻用件具備証明書とは、日本に在住のタイ人がタイ大使館でもらうものです。

本国のタイ人はそんな書類はもらえません。

2.国籍証明書

それから国籍証明書。

私から言わせると

はー、なんだそれ?

って感じのものです。

あなたが急に「国籍の証明書を出せ!」と言われたらどうでしょう?おそらく思考停止すると思います。

馬鹿正直に役場で

日本人の証明書をください!

と言いますか?

昔「人間の証明」という映画がありましたが、その証明書ってどこから出るのでしょう?

3.パスポートの原本

最後に「パスポートの原本」を持ってこいという無茶ぶり。

パスポートの現物は郵便法で郵送できないことをこの役所は知らないようです。

常に本人withパスポートです。

タイ人と日本で先に入籍する場合のまとめ

以上のことから、日本の役場でのヒヤリングの注意点をまとめます。

1.あなたと彼女の状況をはっきりと言いましょう。
(例えば彼女が現在日本にいるかタイにいるか、離婚歴があるかどうかなどです。)

2.取得が不可能な書類を要求されたら、そのような書類はタイにないことを言いましょう。場合によっては法務局に確認してもらうようにしましょう。

タイでの書類集めがやり直しにならないように、最初にしっかりヒヤリングをしておくのがポイントです。

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